
自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
窮地に陥った時に覚悟を決める
自分軸の「自分がどうしたいのか」に沿って、やると決めて行動し続けてきたけれど、思うようにいかず窮地に陥る時があります。
少し前に、これが起きていました。
こういう時、
- 自分軸でやると決めたことを諦める
- 本当に望むものではないけれど、以前もやって慣れていて、ひとまずの安定は得られるので、自分軸でやると決めたことを平行しながら、現状をしのぐ
- リスクを負って、目的地に向かうための適切な行動をし続ける
という3つの選択肢から、どれをどんな風に選ぶのか。
今回は、EFTタッピング提供歴14年の私が、3を選んで覚悟を決めた話に触れます。
窮地に陥った時に考えたこと
窮地に陥った時点で、
- 自分軸の自分がどうしたいのかの選択は、本当に合っているのか
- このまま進んでいいのか
などの思いや考えが、頭をもたげてきました。
自分がやると決めて、うまくいかない時はうまくいかなくていい理由があるとわかっていることもあって、もしかしたら、これ自体が「うまくいかなくていいやつなんじゃないだろうか」
そう感じて、少し弱きになりつつ、どうしたものかと考えました。
でも、考えるだけでは何も変わらない。
窮地に陥った時にやった5つのこと
この時にやったのは、下記の5つ。
- 条件うんぬんはさておいて、自分はどうしたいのかを再確認
- 自分がどこに向かおうとしているのか行先・目的地を再確認
- 前回「自分軸でやると決めた時に、自分が思い感じ考えたこと」を再確認(後で出てきます)
- 思うようにいかない原因(自分の選択・行動は目的地に結びつくものなのか)を突き止める
- 他人軸の癖が発生していないかチェック
普段、EFTタッピングのセッションや講座でやっていることですね。
そうしたら、d・思うようにいかない原因(自分の選択・行動は目的地に結びつくものなのか)を突き止めることに成功!
自分の行動を振り返り、根拠のない楽観で手を打つのが遅くなったことに気づきました。
「うまくいかないやり方でいくら頑張ってもうまくいかない」のですから、窮地に陥るのは自然な話。
現時点では「うまくいかなくていいやつ」
でも、改善の余地はかなりあったので、適切に手を打つことでクリアできる可能性は大と判断しました。
窮地に陥った時の自分の変化に気づく
問題が明らかになったので、具体的な対応策を探し出したのですが、この時、自分の変化を感じました。
以前は、うまくいくはずのないやり方に気づかずに続行しながら、わかりやすく、その場をすぐにしのげる何かが与えられて、窮地を抜けることを求めていました。
でも、今回は、原因を突き止め、うまくいくはずのないやり方を改善する情報を得て、実行することでタイムラグはあれど、以前よりももっと良い状況になることが見込めるを選んだのです。
今回好条件で得た情報は、再現性があるため、実行してよりよい状況を作れたら、他にも応用ができる!と思って、気持ちが上がったのでした。
EFTタッピングで、窮地に陥っている状態を堪える
だけれど現時点では「窮地にある」のも「変化が生じるまでのタイムラグが生じている」のも変わらない。
原因を突き止め、改善し、良い状況が見込める、と思っていても、必ずそうなるという保証がある訳じゃない。
この状態で、タイムラグを「堪える」のは、精神的に不安定になりやすい。
自分軸が身につくEFTタッピングは、堪える際に生じる揺れのお供にも最適です。
不安定になる時にタッピングし、自分の選択を再確認をするのを繰り返します。
- 自分軸でやると決めたことを諦める
- 本当に望むものではないけれど、以前もやって慣れていて、ひとまずの安定は得られるので、自分軸でやると決めたことを平行しながら、現状をしのぐ
- リスクを負って、目的地に向かうための適切な行動をし続ける
私の選択は3。
実は、今の私には「自分が欲しくて選んだものを自分のものにしていく」というテーマがあるのです。
中学生の頃に形成した、他人軸の成功体験によって、身に着ける機会を失った、自分軸の未体験のことに着手している最中なのでした。
窮地に陥るとラクになりたくなる
窮地に陥った時にやった5つのことの中に、
c.前回「自分軸でやると決めた時に、自分が思い感じ考えたこと」を再確認
とありますが、
3・リスクを負って、目的地に向かうための適切な行動をし続ける
を選択したのは、数か月前。
それ以前の4か月ほどは
2・本当に望むものではないけれど、以前もやって慣れていて、ひとまずの安定は得られるので、自分軸でやると決めたことを平行しながら、現状をしのぐ
を選んでいました。
この時は「自分が選んで欲しいものを得ているのに、自分のものになっていない状態から、自分のものにしていく」という流れがあり、2で良かったのです。
でも、終えた時に「2度と選ばない」と決めて、3に着手して、自分のものにしていく取り組みをしていたのです。
窮地に陥ると、1を選びたいと思うこともあります。
でも、一時的なラクを得るだけで、後は地獄を見るのみ。
以上のことを踏まえて、リスクを負うと決めて3を選びました。
自分がどうしたいのか改めて決めたらお試しが来た
3を選ぶと改めて決めた日の夜のこと。
他人軸の状態だったら、堪えきれずに好条件と捉えて飛びつくであろう、2の選択が、他者から提示されるということが起きたのです。
「わー、わかりやすいお試し・・」
リスクを取ると決めたものの、少しだけ気持ちがぐらつきます。
だって落ち着きたいし、安心したいですもの。
でも、過去に、全く違う出来事で、リスクを負わずに物事を先延ばしした後、次のチャンスが来たのが数か月後という経験もしてきているし、そもそも2度と選ばないって決めていたし。
なので、仮に2を選んだとして、数か月先で得られるであろう、メリットを考えました。
一時は凌げるだろうけれど、その先が繋がらないし、地獄を見そう・・。
どの道地獄を見るなら、3を選んで、リスク負いつつ、必要なことをやって改善した方がいいや。
そう思った時、現状が何も変わっていないのに、自分の中で安定感が出てきました。
自分の選択はこれで良かったと思った時のこと
翌日、3を選んだのは正解だったと感じる出来事が、立て続けに2つ起きました。
さきほど、d.窮地に陥った原因に気づいた と書きましたが、それに関連する話であり、条件の悪い中で、1つの動きがあったのは、奇跡といっても過言じゃない。
もう1つの動きに関しては、積み重ねてきたことが、やっぱり良かったんだと思ったのです。
逃げずに覚悟を決めて良かったです。