ありのままの自分の気持ちを家族に伝える|EFTタッピングセッション事例

ありのままの自分の気持ちを家族に伝える|EFTタッピングセッション事例

この話は前回からの続きです。

この記事を最初から読む・Mさん事例1

目次

ありのままの自分の気持ちを手紙に託す

EFTタッピングセッションで、ご自身の感情や思考をありのまま認めたMさんは、気持ちを伝えるために、ご家族に手紙を書くことにしました。

ギャンブルをする夫を責めることを止め、本心を伝えようと決めたのでした。

「手紙を書く」という選択・行動はMさんの中から生まれたもの。

私・伊藤は「こういう風にするといいよ」などの提案はしていません。

本記事では、Mさんの変化のご様子を、頂戴した3通のメールを通じて紹介いたします。

私一人だけが読むにはもったいなさ過ぎると思いまして掲載許可を頂きました。

Mさん、いつもメールありがとうございます!

私もすごく励みになるので、読むのをたのしみにしているのです。

Mさんからのメール

りんりんさんブログ(^O^)読ませていただきました。

読ませていただきながら、私の過去ずうっと想い続けてきた経過と、今感じている思いを胸に心の引き出しの整理整頓をしております。

次男へ手紙を渡す


今日、次男の体育の参観日では、クラスひとりずつマット運動の前転 後転 開脚 倒立をしたのですが、次男の順番がきた時に「●●●~がんばって~」と声をかけたら、トマトのように一瞬にして顔を真っ赤にして照れていた息子が、いとおしい。

そのことを含め、夕食の前に、次男に手紙を渡しました。

次男は、ばあちゃんに「ラブレターもらった~」と、大喜びして歯ぐきを出しにやけながら私からの手紙を読んでくれました。

長男へ手紙を出す


長男からも「手紙着いて読んだ」とのこと。 

テスト期間中で、友達が家に来ているとのことで、話はできませんでしたが「ママは今のままでいいよ」というメールでの返事が返ってきました。

なんかお互いが照れくさいながら、私は私の思いを長男に伝えることができたことで、スッキリ。

本命の主人に手紙を出す


いよいよ、これから本命の主人に、じっくりと思いを込めて書き始めることにします。

どのくらい書けるのか、現段階では予想がつかないのですが、とにかく想いのままを伝えたいと思います。

それでは。

ルンルン(´3`)
昨日あれから主人に手紙を書くつもりで机に向かったのですが、長男のこと、次男のこと、ひとつひとつクリアになっていくたびに嬉しいと共に、今まで不必要な物を背中にも肩にも、そして頑なにそんなことなんてないことを、そうに違いないと決めつけていた自分の垢やはがれそうで剥がれなかった皮が一枚一枚むけて、ひとつスッキリしたら、思考停止状態でむしょうに眠くなりバタンQで寝てしまいました。

今朝、すがすがすがすがしい、すが4乗な気持ちの朝を迎え、朝から昼まであれもこれも色々なことを思いだしながら、主人へ、とうとう先ほど中央郵便局へ行って出してきました。

この思い今すぐに届いてほしいと「速達でお願いします」とお願いしたら、普通に送っても●●●へなら明日午前中着きますよとのこと。

主人があの手紙を開けて読むのは、明日の仕事終わってからということになります。

私の思いは、すべて11枚の手紙に書きましたので、あとは、主人に読んでもらうのを待つのみとなりました。

わ~どすべ~めぐせ~きゃ~です。(注:どうしよう、恥ずかしい~)

なんかりんりんさんとの出逢いから、毎日が楽しくて楽しくて、更に、1日があっという間に過ぎて、しかも内容の濃い充実した1日1日を過ごさせていただいております。

おもしぇ~。(注:面白い)

誰にも邪魔することなく邪魔されることなく、自分と、もうひとりの自分と遊んでいる気分かな。
またメールします。

幼い頃の長男の衝撃的な発言を思い出す

長男が3歳~4歳だった頃、私は、お姑さんと同居をいいことに、昼も夜も預けっぱなし。

ご飯支度も、優しい言葉もかけてあげたでしょうか。

いつも留守番でかわいそうと思っては新しいゲームやおもちゃを買い与え、今思うと私たち親が満足していただけでした。

子どもにとってはこれ以上ない嬉しさだろうと、誇らしげに思っていたのに、長男が小学2年生の終わりころ、なんとなく元気がない。

何を聞いても

長男君

なんでもないよ。

ママはどうせ忙しいんだよね。

妙に聞きわけがよすぎる。反発しない。友達と遊ばない。笑わない。無表情。

私は仕事に出かけても手につかず、このままいくと大変なことになるような気がして、じっくり息子と共に過ごしていたある日。

長崎男児誘拐殺人事件が起きたとき、息子に

Mさん

この事件どう思う?

と聞くと思わず二度見するような、信じられない意見が返ってきたのです。

長男君

(殺害された被害者の小学校の男の子のことではなく)この中学1年の子(殺害した加害者)がかわいそう。

だって、自分のほうを向いてもらいたいとか聞いてもらいたいとか、思いがたくさんあっても、学校で欠席もなく成績も良くて心配なし。

だから、親も手のかからない子と、あまりこの子のほうを真剣に向いてあげなくて、いたずらでやったかもしれないけど、ここまでやったら両親が、こっちを向いてくれるんじゃないかなと、ひたすら淋しさから出た行動だと思う。

学校でこの話題になり、意見交換があったようで、ほとんどクラス100%の子が、殺害された小学校の子がかわいそうという意見だったそうなのですが息子は、自分の意見をみんなの意見に合わせて言わなかったそうです。

Mさん

どうして(みんなの意見に合わせたの)?

長男君

だって、うまく話せないし、友達から変な目で見られるから発言しなかった

ということでした。

長男の寂しさに気づいた時のこと

私は、この話を聞き、トンカチで頭をガツンと殴られた気持ちと、これほどまでに息子がやりきれない淋しさに身のおきどころなく幼少期を過ごして イヤ 過ごさせてしまった私のやるせなさに愕然とし、震えがとまらなかったことを今でも鮮明に覚えています。

おとなが手本と言うけれど、最先端の子ども(家族のなかで一番最近生まれて受信が強いから)の感性や思いは、するどいなと思いました。

全く、見ず知らずのテレビのニュースに出てきた加害者と被害者の心理を、その本人自身の身に置き換えて、自らも被害者意識を持って意見を言っている息子に表面的なだまかし(物で心をつること)は、鼻くそくらいの小さなことであっても、してはならないと肝に銘じていたはずなのに…。

自分自身に嘘をつきまくっていた自分が一番苦しい思いをしていたこと。

その小さな嘘のひとつひとつが集団となり、結果的にまた息子を苦しめていたこと。

もし、EFTを受けていなかったら、あの時の過去は、今自分に起こっていたこととは全く別々なことであり、昔のこととして、じっぱひとからげ(りんりんさんじっぱひとからげってわがるべが→)として、じっくり考えることさえなかったと思います。

まさか、今の今まで、息子が私たち親に危険信号を出していたときのように、私が主人に対して苦しめていたことで苦しい思いを自分自身がしていたなんて。(わぁ さっきも同じこと言ってたような)

結局私は何を言いたいのさ?

過去のなんでもないようなできごと、そして今でも鮮明に覚えているようなこと、そのどれもこれもすべて自分の目の前に起きることは、すべて意味があって起きていることでありすべてが必然なのだなと考えると、これからどんなことがこようと何もあわてることはないし、不安に思うこともないっていうか、どんどん来てよ~って感じです。(ノ^^)八(^^ )ノ

ブログを通じて第三者として自分の事例を読む

昨日のブログ読ませていただきました。

自分のことながら、第三者になったつもりで読ませていただいております。

最後に、やはり、自分の目の前に起きてくることを、いいこと 悪いこと と決めているのは自分自身であって、同じ物やことを捉える見方が違う。

1°違うだけでも違う見方になるし、建築なんかは、1°違うと建物が斜めに狂うからな。 

すべては見方次第、イヤ味方次第、私には心強い味方、そうEFTがついてるもん。

りんりんさんに聞いてもらいたくてメールしました。

まとめ

本記事では、EFTタッピングを使って、ご自身の思考や感情をありのまま認めて、変化が生じたMさんが、ご家族にありのままの気持ちをお伝えした時に頂戴したメールを紹介しました。

伊藤からの返信は長いので掲載しませんが、小学生だったご長男の衝撃的な発言から本心を察したMさんの当時の心境を伺って、「お相手をありのまま受け入れる」強さをもともと持ち合わせていらっしゃるのだと思ったのでした。

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