同棲彼と仲直りしたいけれどどうしたらいいのかわからない【EFTタッピング事例】

推拿を受けに来て下さった20代のNさん。お会いするのは2回目です。

施術を終えた後、このようなことをお話になりました。

Nさん

同棲している彼と3か月ほど冷戦状態で、必要最低限の会話のみで、うまくいっていないんです。

仲直りをしたいけれど、どうすればいいのかわからない。

彼は別れるつもりでいるようなんです。

Nさんは彼を追いかけて、他県から青森に移り住みました。

そのため、近くに相談できる友人はいません。

この時のNさんはアイホージュの怪しいチラシを通じてEFTというものがあると知ってはいましたが、実際に使ったことはありません。

彼のことをお話下さったのも何かのご縁。

Nさんの許可を得て、今後EFTをする、しないに関わらず、ひとまず何が起きているのかを探ることにしたのでした。

目次

彼と仲直りしたいけれどどうしたらいいのかわからないNさんの問題とは

Nさんの問題が何なのかを知るために、彼にどんな対応を取っているのかを伺った所、下記のことがわかりました。

  • 私のことをわかってほしい、それを察して欲しいという思いがある
  • 遠回しな表現をしている

恐らくですが、これらが原因となって、これまで彼女の思いや話したいことなどを彼に伝えたつもりで、実際は全く伝わっていなくて、それが積み重なっての今なのだと思われます。

もちろん、Nさんだけの問題じゃなく、彼にも何かあるはず。

でも、彼を変えることはできないので、今のNさんにできることをやるのみ。

ということで、ご自身の思いを彼に伝える時のコツと、今後EFTをするという選択があると話して、その日はお別れしました。

彼と話しようとすると緊張して言葉が出ない


後日、推拿とEFTのご予約を頂きました。

Nさん

伊藤さんに言われた通りに、彼と話をしてみようと思ったけれど、やっぱり出来ませんでした。

緊張して言葉が出て来ませんでした。

メールで今の自分の感情を伝えるのがやっとでした。


そうなのです。

Nさんの視点が、外の「彼」に向いたまま、言動だけを変えようとするとブレーキがかかるのです。

無意識のうちに

  • 何か言われて傷つきたくない
  • 否定されたくない
  • 嫌われたくない
  • 絶対にわかれたくない

など感じて、ご自身を守るためにブレーキをかけてしまうのですね。

なので、「話してみようと思ったけれどやっぱりできない」と感じるのは自然なこと。

Nさんが「やっぱりできない」を自覚することが、スタートになります。

できないと感じながらも、「メールで今の自分の感情を伝えたこと」は素晴らしき変化であり、一歩前進です。

彼と仲直りするためのEFTタッピングセッション


彼がどう思っているのかは彼に任せるとして、Nさんが一緒にいたいと思っていることを伝えられるよう、EFTタッピングのセッションを進めていきました。

Nさんは「彼と一緒にいたい」のだから、その思いを彼に伝えられなかったり、伝わらなかったりしたまま関係を終えるなんて、もったいないですからね。

セッションでありのまま認めた容は、下記の通り。

  • 一緒にいたいと思っていること
  • うまく話せない自分への焦る気持ち
  • 彼に対する、わかってほしい、察してほしいという期待
  • わかってくれない彼への怒り、あきらめ、見下す気持ち
  • 過去からの思い込み


セッションの途中、Nさんは、東京タワーのような、鉄塔が被さったようなイメージを見たのだそうです。

これは私・伊藤のEFT実体験談なのですが、出てきたイメージを「お守り」として使っていたと気づいたことがあるので、もしかしたら鉄塔は、Nさんの「自分を守りたい」という思いが反映されたものなのかもしれません。

Nさん

彼に自分のありのままの思いを伝えられそうです。


という所まできて、再び彼に話すコツを確認し、セッションを終えました。

彼と仲直りしたいという自分の気持ちを伝える【セッション後のメール】

セッション後、彼と仲直りしたいというご自身の気持ちを伝えたNさんからメールを頂きました。

先日の報告をしようと思いメールしました。

結果から先にいいますと成功しました!

ありがとうございます(>_<)

でも実は、土曜日、帰ってからすぐには実行に移せませんでした。

先にお風呂に入ったり寝る準備をして…と、気持ちを落ち着けてから…

そう、まだなにか不安があったんですね。
でも強行!

テレビをみてる彼に「ちょっと話ししてもいい?」と。

したらイラッとした顔で「今これ見てるから明日にしてけ(してちょうだい)」て言われてしまって、しゅーん↓て目の前で扉がしまっちゃいました(笑)

「ごめん、おやすみ」て言ったきり、日曜日はまた顔を合わせず終わり…

月曜日、帰ってくれば必ず顔を合わせるから、またチャンス。

その前にしゅん↓て閉じたとこをなんとかせねばと、自分なりにEFTを行使!

そしてうまくできたか不安なまま見切り発車!(笑)

でもなんとか自分の気持ちを伝えることができました(^^)

すごくホッとして胸のつかえが取れました。

話し終えてから、翌日も、すごく呼吸がしやすかったです。

心配や不安が胸のとこでずっともやもやして、肺や心臓が圧迫されてキュッてなってる感じでした。

それがもう…あ、呼吸てこんなに深く出来るんだっけ。

そんな感じです(笑)

EFTをやってる途中に出て来たイメージ)は、“イメージ”を意識しすぎてたのかも???

なんて思ったのですが、でもぽんっと目の前にでてきたものなので何かしらの意味はあるんだろうなー…

彼は気持ちの中で、私を手放そうとしていたところだったので、これからどっちに行くかわかりませんが(どっちに行きたいのか私も迷ってるのもありますね)それに、まだちょっと距離が戻りきれていないので、納得するまで自分と向き合ってみます。

長々とすみません。
本当にありがとうございました。
また伺いますね。

アイホージュの返信

ついにお話したのですね。すばらしい!

今後どうなるかはわからなくても、縁があって出会ったお二人。

思っていることを言わずに黙り込み、何が起きているかもわからない状態のまま関係解消すると、後で悔やむことになるので、伝えられて良かったです。

すぐに言えない不安が、自分の中にあると気づけるのは、ご自身の内側に意識が向いている証であり、すごいことなんですよ。

先延ばしも、彼の受け入れ態勢が整っていなかったことも、お互いに必要なことだったのだと思います。

EFTを使い始めてすぐの頃には「できているのかな、これでいいのかな」と思うかもしれませんが、わからないなりに基本を押さえて繰り返して使っていくと、コツって必ずつかめるんですよ。

なので「これでいいかな?」とご自身に問いかけつつ使ってみてくださいね。

また、EFTは「今この瞬間をNさんがNさんらしく生きるため」に使うものであり、感情や思考を意識し続けることで、「過去」や「未来の不安」の中に、居続けるのを止められます。

胸や呼吸などが軽くなったのも良かったですね。
とても気持ちよかったことと思います。

ありのまま伝えて、後で引きずらすに済むのは、ラクなんですよね。

距離がまだ戻りきれていないと感じるのも、必要なんだと思います。

すぐに良い状況にジャンプしたい!と思うのは当然です。

でも、Nさん側が、これまでの取り組みを経て「思いを伝える」ことができても、彼の方がまだ準備が整っていないのだとしたら、ちょっぴり居心地の悪い時間が生じることもあるかもしれません。

一時的に、また関係が悪化した、と思うかもしれません。

Nさんがご自身と向き合ううちに、何か違うモノが見え始めるかもしれません。

あせらず「間・マ」を楽しんでくださいませ!

また一歩踏み出して、いろいろな手ごたえを感じていらっしゃるご様子に、ひと安心したのでした。

Nさん事例2に続きます

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