自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
自分がどうしたいのかわからない。
やりたいことがわからない。
これも、セッションで本当によく伺う話です。
自分がどうしたいのかわからない原因は、他人軸で意志を扱っているから。
そもそも、意思を犠牲・抑圧しているのだから、わからないと感じるのは自然なことなのです。
「自分がどうしたいのか」は4段階ある
EFTを提供する中で気づいたのは、「自分がどうしたいのか」には4段階あるということです。
- 目の前のヒト・モノ・コトに対して、自分軸で意思を扱う
- その積み重ねを日々続ける
- 2の積み重ねから、自分の中から自然に生まれるもの
- 3の「どうしたいのか」に沿って、物事に対応する
EFTタッピングで最初に取り組むのは、1。
2の積み重ねの先に3がある。
そして、3が出てきたら4で対応する
そんな順番があります。
多くの人が探している3の自分がどうしたいのか
他人軸で意思を扱っている方の場合、「3のどうしたいのか」を探しています。
「自分がやりたいことや好きなことがわかれば、夢中になって取り組めるはず」
そう思って、興味がありそうなものに手を出してみる。
でも「これじゃない」と感じてやめてしまう。
この繰り返しに、心当たりがあるでしょうか。
でも、順番を飛ばしても
1がなければ2はできない
2がなければ3は出てこない
3が出てこなければ4の対応も取れない
ので、結局、1に戻るしかないのです。
セッションでの気づき
私が「4段階」の存在に気づいたのは、セッションを通じてのことでした。
初回のセッションで「1のどうしたいのか」を引き出すと、クライアントさんからがっかりされることが多かったのです。
「何だ、そんなことか」
「こんなことがわかっても、人生が変わるわけじゃないし」
これらの発言から「3のどうしたいのか=人生を変える鍵」と捉えていることに気づきました。
確かに、私自身も、そう思っていた時期があったのです。
クライアントさん達には、「思ったことを何でも言って欲しい」と伝えていたため、本音を伺えたことで、この4段階の存在に気付くことができたのです。
今日の「ことば」はありません
今回の記事には、自分がどうしたいのかわからない時の、具体的な「ことば」(=タッピングで使うセットアップフレーズやリマインダー)はありません。
なぜなら、1の「自分がどうしたいのか」を引き出すには、まず「一つの悩みを題材に、ネガティブな感情をありのまま認めること」が必要だからです。
これまで紹介してきた「〇〇な時のEFTタッピング」シリーズを通じて、ご自身の悩みに向き合うこと。
それが、「自分軸であなたらしく生きる」一歩につながります。
〇〇な時のEFTタッピングシリーズ
