自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
セッションで、自信がないというお話を伺うことがよくあります。
あなたはどうですか?
このようなお話が出てきた時、自分軸教習所では
ことから始めます。
先日、「〇〇な時のEFTタッピングシリーズ」のまとめ記事をアップしましたが、あの内容と同じです。
「自信がないから、自信が持てるようになる」というEFTタッピングの「ことば(フレーズ)」は使いません。
その理由は、これからお伝えする「自信をなくす流れ」が関係しています。
最後まで読むと、EFTタッピングでネガティブな感情を認めることが、自信を育む第一歩であることがわかります。
自信をなくす原因は他人軸
自信をなくす原因は、他人軸。
他人軸について、詳しくは下記の記事をご覧ください。


他人軸とは、周りにどう思われるかを優先して、自分の意思を抑えてしまう状態のことです。
特徴は
- 1・周りに認められたと自分が感じることで、安定する、
- 2.意思を抑圧・犠牲にしているので、自分がどうしたいのかに沿って必要な対応を取る経験やスキルなどがない
この状態が、さまざまな問題や悩みを引き起こすのですが、そのうちの一つに、自信をなくす流れがあります。
自信をなくす流れの始まりは完璧主義
他人軸の状態で、喉から手が出るほど欲しいものは、何かご存じですか?
それは「常に、周りに認めらたと自分が感じること」
これを「完璧主義」と言います。
失敗を恐れる
完璧主義は、失敗を恐れます。
でも失敗って、何でしょう。
それは、「周りに自分を認めてもらえないと自分が感じること」
失敗する位なら、何もしない方がマシ!
そうすれば恥をかいたり、傷ついたりしなくて済むからです。
でも、これでは必要な対応を取って、スキルや経験を積む機会を失います。
「対応できないことが、増えていく」のです。
人の目が怖くなる
「対応できないことが増える」と、必然的に、人の目が怖くなります。
人の目とは、「周りに自分を認めてもらえるかどうか、という自分の判断」です。
「対応できないことが増える」のであれば、自分に厳しくなりますよね。
失敗を恐れて逃げた自分を批判したり、正当化したりと葛藤が続くこともあります。
何とかしなければ!
自分と人を比較する
周りに認められる自分にならなければ!
そう考えて、うまくいっている人と自分を比較します。
良いところを真似しようと思うのですが、実際は、劣等感を抱いたり、落ちこんだり、相手を羨んだり・・。
自分を卑下する
どうせ自分にはできない。ムリ!
自らを卑下します。
無意識のうちに、そんなことないよという発言を周りから引き出しそうとするかもしれません。
自己肯定感の低さ
自信がない人は、自己肯定感が低いと言います。
でも他人軸の場合
- 「周りから認められたと感じる自分」だけを「良い」と自分が肯定する
- 「周りから認められないと感じる自分」は「ダメだ」と自分が否定する
- 本来の自分を、自分が抑圧する
なのだから、自己肯定感は低くて当たり前。
もし、この状態で、自己肯定感が高いのだとすれば
常に、周りに自分を認めてもらえていると自分が感じている
はず。
つまり、完璧主義が実現しているということになるのです。
この状態を、「自信がある」と呼ぶのだとしたら、ホントに必要ですか?
というのが、「自信がないから、自信が持てるようになる」というEFTタッピングをしない所以です。
ネガティブをありのまま認めることが、自信を育む第一歩
一見、バラバラに感じる「完璧主義」「人の目の怖さ」「比較」「自己卑下」「自己肯定感のなさ」
これら要素は、すべて「自分の意思を自分で扱えていないこと」が根っこにあるのです。
だから、もし、あなたが自信がないと感じているのであれば、EFTタッピングを使って
そして、一つずつ掘り下げながら
- 他人軸の欲求を自分で満たす
- 自分軸のどうしたいのかを引き出し、必要な対応を取り、経験とスキルを積んでいく
この積み重ねが、あなたの自信となるのです。
EFTタッピングについて詳しくは、関連記事をご覧ください。

「自信をない」という状態は、言い換えると「のびしろや可能性がたくさんある」
だから、自信をなくしている時こそ、自分軸を育てるチャンス!なのです。
興味がありましたら、ぜひどうぞ!