40代のDさんは、EFTのやり方を知らないまま講座に参加。
「職場の人間関係がうまくいかない」悩みを抱えていました。
背景には「我慢強さ」から来る他人軸が絡んでいて、それが、人間関係の中でさまざまな問題や悩みが生じる原因となっていたのです。
EFTを通じて、ネガティブな感情や思考をありのまま認め、自分軸の「どうしたいのか」に意識を向け、必要な対応を取って行くことで、現実の人間関係にも変化が生まれていきました。
講座全体の流れ
継続期間:2011年に昼食含む、5時間の講座を2回受講。
その他、複数回のメールでのやり取りやフォローもありました。
- 主なテーマ:人間関係がうまくいかない
- 取り組みの目的:Dさんにとっての最善を目指す
- 使用した主なEFTのテーマ:人間関係がうまくいかない原因を引き出し、根本から手を打てる状態を作る
- 扱った感情のテーマ:あの人が気に入らない、誰も私のことをわかってくれない、我慢強さ、気持ちを切り捨てられた、傷ついた、許せない
各回の記録
【第1回】 人間関係がうまくいかない時はどうしたらいい?
Dさんは職場の同僚Bさんが、お願いしても動かないことに苛立ちを感じていました。
EFTで感情を掘り下げる中で「誰も私をわかってくれない」「言っても伝わらない」という思いが浮上。
これらを認めることで、新たな気づきが生まれます。
必要な対応を取る練習をし、実践した所、同僚Bさんから思いがけない言葉が出てきました。
Dさんの内的な変化がよく表れているエピソードです。
全文はこちら EFTタッピング講座事例|人間関係がうまくいかない時はどうしたらいい?
【第2回】両親の離婚で別れた父との関係がうまくいかない
5歳の時に両親が離婚。大好きな父親と離れて暮らすことに。
自分は切り捨てられたと感じていて、接し方がわからないと言います。
抑えてきた気持ちを一つずつ認めるうちに、新たな気づきが生まれ、それを機に父親に電話をかける準備をし、日常にお戻りになってから実行。
ご自分の意思で必要な対応を取った後に生じた、40年来の課題の解消は、Dさん曰く「魔法にかかったみたい」
全文はこちら EFTタッピング講座事例|両親の離婚で別れた父との関係がうまくいかない
振り返り、変化のまとめ
どちらの講座も「うまくいかない人間関係」がテーマでした。
「人」が違うだけで、原因も、問題も同じ。
ただし、1回目の同僚と、2回目の父親 では「関係の近さ・深さ・大事さ」が変わるので、対応のハードルはぐっと上がります。
Dさんが、EFTでご自分の内側にアプローチをした後、自分軸のどうしたいのかで行動し、生じた変化は、提供者である私から見ても、印象的で素晴らしいものでした。