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からの続きです。
心と体の不調
パートナーと別れてから、半年。
Nさんは、心身ともにストレスを抱えていました。
体の不調については、生理前のPMS波が激しく、婦人科相談をなさったのだそう。
いらいらと落ち込みが激しく、すごく疲れる。
自分を持て余していると言います。
職場では、気持ちが落ちている時に、周りの空気を自分が悪くしていると感じていました。
仲の良い同僚(仮にUさんとします)が、皆とわけ隔てなく、仲良く出来ていると感じて、羨ましい。
Uさんのように、皆とわけ隔てなく、仲良くできるようになりたいと思っていました。
再び、お金がない
また、借金が大きくなって、自分では返せそうにないと感じています。
そんな中で、欲しいものがあると、後先考えず、何とかなると思って買っているそうです。
お金が苦手だと感じている。
ストレスでお金を使っている。
とも仰っていたのですが、セッション前に、Nさんが「ソファを買おうかなあと思っている」と話していたのが印象的でした。
満たされない状態を無意識のうちに、買い物で埋めようとしていたのでしょう。
Nさんのストレスは
- プライベート(結婚したいと思っていた相手と別れた・体の不調)
- 仕事(職場の対人関係・心の不調)
- お金
など色々ありましたが、中でもお金の負担が大きいと感じました。
その場をしのぐためのストレス解消方法では問題が大きくなるだけなので、負担の正体を具体的に明らかにし、根本から手を打った方がいい。
なので、まずは、同意を得て、お金の流れを把握する作業を開始しました。
(お付き合いの長さがあってのことで、普段のEFTではやりません。)
金銭面の立て直しを行う
カード・キャッシングの返済が手取りの半分以上になっていて、全体的に見たら赤字。
破綻が目に見えています。
前のパートナーが仕事を辞めてから収入がなくなり、Nさんが掛け持ちで働いてやりくりしていたけれど、足りなくてキャッシングに手を出していたのですが、
「どうする。これ、元彼から回収する?」と聞いたら、しない(状況を考えても無理だ)とのこと。
・・そうですよね。
彼に接触しても負担になるだけですものね。
安心・安全を得るために、彼に自分を認めてもらえたと感じることを求めて、自己犠牲を積み重ねた結果、彼女は高い勉強代を一人で返すことになった訳です。
でも、当時はそうせざるを得なかったのであり、できることを精いっぱいやっていたのだから、この先はNさんの意志を生かし、必要な手を打ち続けていくだけです。
出るお金の中身を知り、いらないものは削り、必要な所に使う。
残すものは残す。
無駄は減らしても楽しみは減らさず、我慢はしない。
といった具合に、お金をコントロールをすることから始めます。
現実味がないけれど、この先の目標を掲げる
この時点では、全く現実味がありませんでしたが、この先の目標として
- ●年の年末まで、今の借金を完済する
- (支払い利子がついているキャッシング、リボを優先に一括できるように意識する)
- ●年の●月に、車を購入する
- 借金を返し終えた段階で、パートナーに出会い、事実婚か、結婚をする
- 今の時点では、現実味がないけれど、2年後には100万、3年後は200万の貯金を持つ
- 一人でも、パートナーがいても一軒家を得る
- 投資の勉強をして、10年後には3000万の貯金を持つ
を掲げ、Nさんを生かしていく取り組みが再スタートしたのでした。
この先に何が起こるのかを知っている私は、今日の記事を書きながら、あの時に現実味がなくとも目標を掲げておいてよかったと思っています。
この記事は、
へと続きます。