三年無職の彼と同棲していた家を出た後の変化|EFTタッピング事例

三年無職の彼と同棲していた家を出た後の変化|EFTタッピング事例

この話は前回からの続きです。

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目次

Nさんが同棲していた家を出た後の彼の変化

Nさんが家を出ていった後、三年無職だった彼は、少しずつ仕事をするようになりました。

以下、Nさんからのメールです。

続報です。

先週、彼は前から登録してた某会社に再講習を受けに行き、少しずつ仕事する迄になりました。

前向きで順調♪と思い、私は私で休みの度に足りない荷物を取りに行って、日曜日に、●●(結構大きな家具)も運んできました。

が、今週、その気配(連絡)がありません。

昨日休みだったので、仕事に行くだろうからと思い、家に行かないつもりでいたのに、◆◆(結構大きなものとは別の物)を取りに行ってしまいました。

彼は体調悪いといって寝てました。

そのときはあまりしゃべらず、横になってたので、体調が悪いのか機嫌が悪いのかわからないから早めに帰りました。

帰って来たあとメールが来ました。

電話をしたら最初は返答あったんですが、応答無くって。様子を見に行こうとおもったんですが、それだと今までと変わらないって、友達に止められ、数十分後に連絡してみることに。

落ち着いた?連絡ちょうだいってメール送って、もういいよって返ってきて、大丈夫てこと?構うなってこと?て返信して。

彼の繊細な心は計り知れましぇん(;´_ゝ`)

私はというと、え、●●(結構大きな家具)を持ってきたのが悪かったの?!と、アサッテな方向に混乱しました。

私の何かが彼を働かないように縛っている?

離れてからいい方向に行きそうだったのに、何回も会いに行ったから無駄になった?

今メールに起こしながら考えてみたら、私の現在の思考はおそらくこうです。

原因を自分に求めてしまってる辺り、違うんてしょうかね~(;´∀`)

なかなか難しいです。

もしかしたら、彼の中では、喪失感が膨らんでいたのかもしれません。

Nさんが持っていた●●(結構大きい家具で大切なもの)がなくなったことで、部屋の中は、まるで違う風景になり、もう無理だと彼は感じていたのかもしれません。

私と別れた方がいい?

Nさんの

私の何かが彼を働かないように縛っている?
離れてからいい方向に行きそうだったのに、何回も会いに行ったから無駄になった?

は、EFTをした方がいい内容です。

なぜかというと、これらの内容は、言い換えると

  • Nさんと一緒に暮らしていたら彼は働かない
  • Nさんと離れたら彼は良い方向に行く
  • Nさんが会いに行くとうまくいかない
  • Nさんと彼は、離れた(別れた)方がいい

ということでもあるからです。


彼と一緒にいた時、Nさんは、

  • 彼に認められるよう、二人分働く
  • 彼に嫌われないよう、彼の分もお金を支払う
  • 彼を傷つけないよう、自分の思いを口に出さず、抑えて我慢をする

という、他人軸による対応を取っていましたが、これでは、うまくいくどころか、彼女がすり減る一方。

必要なことも伝えられず、満たされることもない上に、彼との関係も悪化します。

一緒にいることで関係が悪化するから、離れる・別れた方が、うまくいくということでもあるのです。

いくらNさんや彼が、一緒にいたい、暮らしたいという思いを持っていても、他人軸による対応の積み重ねによって、知らず知らずのうちに、関係が壊れるよう、それぞれが自らへと仕向けていきます。

「ほらね、やっぱり私と一緒にいるとうまくいかない」となりかねません。

もし、この先、彼とお付き合いを続けるにしても、別れて他の方と付き合うにしても、Nさんは、ご自身の癖が顔を出した時に、これまでの方法ではうまくいかないと気づいて立て直せなければ、同じことを繰り返します。

だから、今のうちにこのような思いにEFTタッピングをし、「予防」することが大切なのです。

ありのままの自分を認めていこう

Nさんには、ちょくちょく会いに行って構わないので、自分の思考や感情をありのまま認めて、どうしたいのかがわかってから、彼に伝わるように伝えて、後は彼の反応を待ちましょうと伝えました。

以前の記事でも書きましたが、他人軸による対応を積み重ねている場合、本人は言ったつもりで、肝心なことが何一つ相手に伝わらず、さらにこじれるという別なトラブルが起こり得るからです。

話し合いしようとしても、他人軸による対応で、自分の思いを抑えて、我慢してきている場合は、

  • 波風を立てなくない
  • 相手の機嫌を損ねたくない

と思って、言葉をのみこみます。

等と思い、自分が我慢すればいいやと思って、言葉をのみこむ。

思い切って、話をしたものの、かみあわないと感じると、

  • わかってもらえない
  • 話してもムダだ

と感じて傷つき、伝えることを諦めて言葉をのみこむ。

または、感情的になって、伝えなくて良いことばかり言ったり、はっきり言っているつもりだけれど、実際は声を荒げるだけで「言ってやった!」となったりします。

この件については、過去のEFTセッションを通じて、取り組んできた内容でもあったので、Nさんはお一人でEFTをしたり、意識したりすれば動けるはず。

同棲していた家を出た後のNさんの変化

以下、セッションから38日後、Nさんからのメールです。

彼女の変化が伺えます。

あれから(彼に)私からメールをいたしました。

今、私、こう思ってますよ~的な。

それに対してあーでもないこーでもないと、お互いにかみ合わないメールを昨日の夜から今朝までして。

仕事後にまた返信するつもりでいたら向こうから、メールで話すことじゃないし、帰りに寄って、と。

行ってみたら残ってた細かい荷物をまとめられてて、持ってけと。

話もしたんですが、ん~なんというか。
かみ合わない?

ま、今まで話をしてなかったので当然ちゃ当然ですが。

そうじゃないよ、こうだったんだよと、かみあわせつつ。

でも最終的には彼の中では、私は友達に唆されて家を出たということになってました。

何年も付き合った俺には置き手紙だけで、1~2年の付き合いの友達に相談して出てった。

今の職場に勤めてから私が変わったって。

友達が悪い。友達は選べ。

言葉ちがうけど、終始こんな感じ。

納得はいかなかったけど、弱々しい態度を見せられてるより、何か(私なり他人なり)に腹立ててくれてるほうが、安心かな。

ちょっとおかしいけど、そう思ったので、それ以上訂正?はしませんでした。

その方が自●の心配とかは無いかなって。

家は●年以上の契約で家賃安くなってるから、解約できない。

来年の●月までは払う。

車でも売って払う。

となれば青森では仕事できないし、青森にいる必要ないし、いたくないから、●●の仕事は行かない。

県外に行く、だそうです。

そんで鍵を置いてけと。

残ってるもの取りに来るときは連絡してから(勝手に入られたくない)居るときにこいと言われて鍵を置いてきました。

お互いに納得いく形、円満にではないけど、“終わり”っていう結論がついて落ち着いたかなという感じです。

あれ?
破局したの?
まあ、仕方ないのか・・。

でも、長らく、彼が部屋に引きこもっていて、書き置きの手紙で話をしていた状態から、お二人がやり取りをするようになったのは、一つの変化です。

ひとまず、良かったです。

そして、言葉を飲み込み、ご自身の思いを抑えていたNさんが、【かみあわない】を【かみあわせよう】としている様子が伺えたのも、変化ですね。

彼が理解したかどうかは別として。

まあでも、彼が仕事をせずに、部屋に引きこもって、Nさんに働いて養ってもらっているのであれば、プライドも傷つくでしょうし、勝手な思い込みや妄想が爆走するのも、仕方がないことなのかもしれません。

それにしても・・・友達のせい??

友達が悪い??

そう来たか!!!!

全く想像をしていなかった内容に、人の心の内は、聞かなければちっともわからないものだと改めて思った私です。

でも、聞いてわかったからこそ、次に進めるというものです。

Nさん事例10に続きます

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