EFTタッピング実践・提供歴16年、自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
ねばならない思考と完璧主義
「ねばならない」「~するべき」は、完璧主義だから。
このような話を、聞いたことはあるでしょうか。
アイホージュの、EFTタッピングフレーズ|対処法シリーズ をお読みになっている方は、「あれ、完璧主義って、他人軸が関係しているんじゃなかったっけ」と思っていらっしゃるかもしれません。
そうなのです。
他人軸と「ねばならない思考」の関係
他人軸で意志を扱っている状態で指す、完璧主義とは「常に周りの人から自分を認められたと感じることを求める」
なので
- 〇〇しなければならない
- ~するべき
という思考は、周囲に認められるためのマイルールに過ぎません。
でも、自分が〇〇したからといって、相手がこちらの期待する反応をするとは限りません。
何なら、全然違う反応をする可能性が大。
そんな時、相手に対して「〇〇するのが常識・普通・当然でしょう?」と不満を覚えます。
でも、これは、「あなたが、私のルールを察して、私が望むように動くべき」と言っているようなもの。
相手が反論しようものなら「あなのためを思って言っているのに!」なんて訴えが出てきます。
トラブルに発展するので、ご用心。
ねばならない思考を見直す3ステップ
じゃあ、どうしたらいいのかということで、3つのステップを紹介します。
1・思考を認める
EFTを使って「~ねばならない」思考が、自分の中にあると認めます。
- 〇〇をしなければならないと思っている自分がいる
- 〇〇するべきと強く思っている自分がいる
今日の「ことば」は、ネガティブリマインダー方式で書いています。
「ことば」の作り方やEFTタッピングのやり方は、下記の記事をご覧ください。

2・得たいものを確認する
次に、ねばならない〇〇をやったら、あなたは、何が得られると思っているのか。
何を得るために、〇〇をやらねばならないのか。
それをを考えて、EFTの「ことば」を作ります。
・(こんな感じにうまくいくはずだから)+〇〇をしなければならないと思っている自分がいる
3・結果の検証をする
その次に「〇〇しなくてはならない」が、本当にうまくいっているのかを、検証します。
なぜなら
- 〇〇する
- うまくいく
は別の話だからです。
この区別がつかなければ、先へは進めません。
なので、1-3まで、取り組んでみて、その先に進んでみたい思われた時は、アイホージュにご連絡くださいね。
ねばならない思考は手放す必要がない
「ねばならない」思考を手放すということは、他人軸で意思を扱うプロセスの一部分を抜き取ること。
でも、それをやった所で、意思の扱い方は、他人軸のまま。
変化が生じたり、人生が好転したりする訳ではありません。
本当に必要なのは、自分軸を作り、自分と相手の違いを尊重すること。
「ねばならない思考」を改善するには、全体を捉えつつ、部分に手を打つことが大切なのです。
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