EFTタッピング歴とセッション提供歴が16年、自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
EFTタッピングをしても効果がないと感じるあなたへ
「EFTタッピング 効果がない」
もし、そんな言葉で検索してこのページにたどり着いたとしたら、あなたは今、真剣に悩んでいるのだと思います。
- ネガティブな感情が消えない
- すっきりしたはずなのに、また同じ考えに戻ってしまう
- 願っても、望んだ未来が近づいている気がしない
- むしろ、嫌なことばかりが続いてしまう
このような「期待と現実のギャップ」に戸惑っていませんか?
「もしかしたら、フレーズの作り方が間違っているのかな?」「自分だけ正しい方法ができていないのかも」と不安になることは、珍しくありません。
この記事では、EFTタッピングの効果が感じられない理由と、解決のヒントをまとめました。
あなたが求めるEFTタッピングの効果は何?
あなたがEFTタッピングに取り組む理由は「何かが変わること」ではないでしょうか。
その「何か」は人によって違いますが、大きくわけると、次の4つに整理できます。
- 過去の嫌な出来事を思い出さなくなる、ストレスや不安、恐怖心が軽くなる
- 悩みそのものがなくなる
- 自分が思い描く「良いこと」が実現する
- 自分自身が変わる
EFTタッピングは「感情開放テクニック」と呼ばれるように、感情に直接アプローチする方法です。
そのため、特定の出来事に伴う、ネガティブな感情が解消できたのであれば、まずは「効果があった」と言えるでしょう。
期待と現実のギャップとは
ここで注意が必要なのは、「感情が解消できた」からといって「人生全体が好転するとは限らない」ということです。
例えば、EFTタッピングをし、あなたの不安が消えたとします。
「これで人間関係もうまくいくはず」「望んでいたことが実現するはず」「自分も変われるはず」などと期待したのに、実際には何も起こらなかった。
このような時は、期待と現実との間にギャップが生じています。
「EFTタッピングは効果がない」と感じてしまうのは自然なことです。
ギャップをチェックする方法
もし「効果がない」と感じた時は、ご自身に問いかけて欲しいことがあります。
この問いに、具体的な言葉で答えてみましょう。
例えば、EFTタッピングをしたあなたは、「すっきりしたし、ストレスは解消できた」
けれど「悩みは何も解決していないし、望みも実現していない。自分も変わっていない」と感じている。
この場合は、EFTタッピングの効果はあったけれど、感情開放だけでは足りないので、その先のアプローチが必要だと判断します。
感情開放以上のアプローチが必要になる時
ところで、あなたがEFTタッピングをやろうと思ったのには、何かきっかけがありますよね。
恐らくですが、「希望に満ちていて、さらに何かを実現したい!」というよりも、さまざまな悩みを抱えていて、そこから抜け出すために「願いを叶えたい」「何かを引き寄せたい」と思ったのではないでしょうか。
例えば
- 成長過程でのコンプレックス
- 将来の不安
- 配偶者、親戚、親子、同僚、友人などさまざまな人間関係
- 仕事でのストレスや不満
- お金
- 子育てや親の介護
- 自信のなさ
などの悩みは、「大きな望みが叶えば一気に解消できる」と感じてはいませんか?
「大きな望み」とは、例えば
- 大金を引き寄せる
- 理想のパートナーを得る
- 自信を持って、やりたいことを自由にできるようになる
などです。
EFTタッピングの効果が感じられない時
「大きな望み」を実現するために、EFTタッピングを続けているのに、何も変わらない。
叶うかもしれないし、叶わないかもしれない。
「叶わないなんて思っちゃいけない。考えたら実現しなくなる!」と自分を縛ってしまう。
でも、結果がいつわかるのかもわからない。
いつまで続ければいいのか、見通しもつかない。
そんなふうに、モヤモヤしてしまいますよね。
効果がないと感じた時によくある行動パターン
EFTタッピングの効果がないのは
- 「望みが大きすぎるから」と言われて、願いを小さくしてみる
- 「的を射ないフレーズを使っているからだ」と思って、正解のフレーズ探しを続ける
- 「ありのまま認めるのが大事」と聞いて、抽象的な内容に戸惑う
- 小さな何かを引き寄せて喜んだのもつかの間、これが実現した所で、問題は山積みで何も変わらないと感じる
じゃあ、どうすればいいの?となりますよね。
そんな時、「EFTタッピングで願うだけでは変わらない。行動も大切」なんて言われて、「え?EFTをやれば変わるんじゃないの?それって詐欺みたい」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
あるいは、行動が必要なことは分かっても、具体的に何をすればいいのかが分からず、望みが実現するイメージをしたり、感謝の気持ちを持ったりと、間接的な行動ばかり重ねてしまう。
「行動した所で、大きな望みが実現するはずがない」と感じたり、「いつか大いなる誰かや何かが、この状況を変えてくれる」と、心のどこかで期待したりすることもあります。
思い当たることはありますか?
事実に基づいて判断することの大切さ
あなたがEFTタッピングに取り組んで「大きな望みが実現していない」と感じているのであれば、現時点での答えは「まだ実現していない」です。
もちろん、いつか叶うかも知れません。
あるいは、一生叶わないかも知れません。
これらもまた、一つの答えです。
けれど、このような曖昧な状態のまま「いつか大きな望みが実現する」と信じて、あなたは待ち続けられるでしょうか?
恐らく、EFTタッピングをやめ「やっぱり効果がない」と判断することでしょう。
「大きな望み」が叶わなくて良い理由がある
たくさんの悩みを抱えて切羽詰まっている時、「大きな望み」が叶わなければ、がっかりしますよね。
ですが、それには、叶わなくて良い理由があるのです。
あなたに必要なのは、たくさんの悩みから抜け出すために、大きな望みを叶えることではありません。
本当に必要なのは、
なのです。
他人軸と自分軸の違い
他人軸:周りがどう思うかに合わせて行動し、自分の意思を抑圧・犠牲にすること
自分軸:自分がどうしたいかに沿って行動し、自分の意思を活かすこと
多くの方は「抑圧をやめて、自分の気持ちを大事にしさえすれば、自分軸で生きられる」と考えます。
ですが、他人軸と自分軸は、意思の扱い方も、その目的も異なるので、使い分けができません。
そのため、長い間、他人軸で生きてきた人が「自分がどうしたいのか」に沿って動こうとすると「周りにどう思われるか」が気になり、ブレーキをかけてしまいます。
このような葛藤や抵抗が生じますし、抑圧によって、自分軸で対応する経験や術を積む機会を失っているため、必要な対応の先延ばしが起こるのです。
3・問題の種が育つ仕組み
他人軸であれ、自分軸であれ、自分の意思を扱う時には、
視点・思考・感情・選択・行動・結果・時間・労力・お金・人間関係・経験・スキル・知識・自信など
さまざまな要素が絡み合います。
物事の先延ばしによって、これらの要素が「問題の種」となり、時間の経過とともに、少しずつ大きくなっていきます。
1年、10年、20年・・と先延ばしをするうちに、絡み合って大きく成長した数々の悩みが、あなたを苦しめます。
この状態をEFTタッピングで、大きな望みを叶えたり、引き寄せたりすることで解消しようとする動きが出るのですが、これは本質的な解決にはならないのです。
大きな望みの実現を引き寄せたら、悩みは解消するのか
例えば、宝くじで数千万円を得たら、一時的には「ラッキー!」と感じるでしょう。
しかし、根本の悩みが解消するわけではありません。
意思は日々扱うもの。
他人軸による、必要な対応の先延ばしが続けば、新たな「悩みの種」が育ちます。
だからもし「大きな望み」が叶ったとしたら。
それは「意思の扱い方を変えるチャンスを先延ばしにし、さらに悩みが大きくなる」ことを意味するのです。
これが、EFTタッピングで、大きな望みが叶わなくて良い理由です。
意思を他人軸で扱うとは、自分を非力にすること。
人間関係では、相手を大切に思いながらも、自分と同じ、犠牲・抑圧を求めます。
これにより、自分だけではなく、相手も大切にすることが、できなくなります。
人生のどこかで、頑張ってもうまくいかないと感じる悪循環に陥り、ご自身を責めようなことがあったら。
意思の扱い方を、他人軸から自分軸へ変える機会が巡ってきているのだと判断して頂きたいのです。
意思の扱い方を変えることで得られるEFTタッピングの効果
アイホージュのEFTタッピングでは、他人軸で意思を扱ってきたために生じた悩みを一つ題材にします。
その悩みに伴う、ネガティブな感情をありのまま認め、丁寧に掘り下げながら「自分はどうしたいのか」を引き出し、必要な行動へとつなげて、これまでと違う結果を得ていきます。
目的は、他人軸から自分軸へ、意思の扱い方を変えて、自分らしく生きること。
そのために、他人軸の欲求を満たしつつ、自分軸で対応するために必要な、視点や思考、選択・言動を育み、経験・術・自信・スキルを少しずつ積み重ねていきます。
H3: 自分軸の積み重ねが新しい望みを生む
自分軸で意志を扱い続け、それが満ちた時、あなたの中から「どうしたいのか」という一つの大きな望みが生まれてきます。
ここからは、これまで培ってきた経験や術、スキルなどを用いながら、一つの大きな望みに沿って、必要な対応を取っていくことになります。
人間関係においても、お互いの違いを尊重し合いながら共に発展し、実りを得られるようになります。
EFTタッピングを使って、自分軸を育むうちに、あなたは、他人軸の状態で抱いた「大きな望みが叶わなくて良かったのだ」ということを、実感なさるはずです。
EFTタッピングはツール、始まりは感情解放から
EFTタッピング自体は、あなたのネガティブな感情や思考、言動を「ありのまま認める」ためのツールに過ぎません。
アイホージュではこのツールを使い、他人軸から自分軸へと意思を変える取り組みを行っています。
この取り組みは、いつでも「一つの悩みを題材に、ネガティブな感情をありのまま認めること」から始まります。
物事には順番があります。
必要な段階を飛ばして、いきなり「自分がどうしたいのか」で動こうしたり、何かを実現しようとするのではなく、まずは、感情開放に慣れることをお勧めします。
「さみしい」「イライラする」「自信がない」など、日常で生じやすい、ネガティブな感情を使って作成した「EFTのことば(フレーズ)」のまとめ記事を、下記の関連リンクで紹介しています。
どうぞご利用下さい。
もっと先に進んでみたいと思われた時は、ぜひアイホージュにお声がけください。
あなたにお会いするのを、楽しみにしております。
関連リンク(あわせてご覧ください)
〇〇な時のEFTタッピング|最初のフレーズまとめ(まとめ記事リンク)
1.300名様に提供したEFTタッピングのやり方
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└ EFTタッピングを16年続けて気づいた3つのシンプルな真実
└ 感情開放だけでは変われない、アイホージュのEFTタッピングの特徴
└ EFTタッピングで見えてきた3つの他人軸|自分軸へ移行するヒント
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