大晦日に大喧嘩!結婚どころか別れを決意したNさんの変化と仲直り

この話は前回からの続きです。

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Nさんから推拿のご予約を頂きました。

どんな話を伺えるのか、ついに結婚か?!なんてドキドキしていたら

それどころじゃなかったんですよー。

アイホージュに来て下さったこと自体が自体が奇跡だよーと思うことが連続して起きていたのでした。

目次

大晦日に彼と大喧嘩!もう別れる!

大晦日に彼氏と大喧嘩し「もう別れる」となり、冷戦状態のまま実家に戻ることになったNさん。

心落ち着かないまま元旦を迎え、吹雪の中、高速道路を運転して実家に向っている途中のこと。

目の前にすぐ前の車がいるのが見え、危ない、と思って車線変更しようとした彼女は他車を巻き込む事故を起こしたのでした。

Nさん

いやあ・・別に死にたい、とかそんなの全然なかったんですよ。

でも、(ここで何かあれば、彼が気に掛ける)みたいな思いがありました。

だから、この事故は私が呼んだのかもしれない。

これは私が悪いやと思いました。

車はかなり破損し、「この状態でよく無傷だったね・・」と周囲に驚かれ、「新年早々厄払い」と慰められたとか。

この事故の直後、高速道路は吹雪のため閉鎖になったとのこと。

「もっと早く閉鎖してくれよー」と彼女が思ったのは言うまでもありません。

彼と父親へ連絡をする

事故に遭った後、彼にメールを入れたのですが、返事はナシのつぶて。

お父さんに怒られるのを覚悟して、実家にも連絡を入れました。

いつもは怖いし、うざくて嫌なお父さん。

「オマエが悪い!」と言われたけれど、電話で話をしているうちに泣けてきたのだそうです。

話しながら、あれ?お父さん、何だか今日はいつもより静かだと思ったら、なんと、元旦にお父様も初詣に行く途中、車をぶつける事故を起こしていたそう。

彼からの返信がなく別れるものだと確信した時のNさんの変化

実家に戻っている間、結局、彼からは連絡が来ず、もう別れるものだと確信するNさん。

喧嘩の内容は聞かなかったのですが、お二人の間には「喧嘩が起きたら彼女が謝る」というパターンがありました。

でもふと「この先も喧嘩して毎回こんな感じだと疲れるな・・」と思ったのだそうです。

以前なら「捨てられるんだろうか・・」とビクビクして彼の顔色を窺う所ですが、ご自身の感情や思考をありのまま認めるうちに、変化が生じていました。

Nさん

(ありのままの自分の思いを抑え込んで成り立つ関係なのであれば)

別れるなら別れてもいいや。

心に余裕が生じていたのです。

そんなNさん、実家から古い炊飯器をもらったり、住宅情報誌を見たり、新しく電子レンジを買ったり、引っ越す気マンマン!

同棲している家に戻る

そうこうして青森に戻った所、彼が動いている気配が感じらません。

体調を崩して寝込んでいたので、「人としてこういう時はメンドウみるでしょ」という優しい思いから介抱しているうちに、少し仲が戻り、引越し話もどこへやら・・という感じになりました。

でも、彼女は気になります。

Nさん

元旦に事故を起こした時、なんで連絡をくれなかったんだろう?


モヤモヤを抱えたNさん、後日、もう一回、事故に遭ったのです。

伊藤

えーー?

ひと月のうちに二回も事故に遭ったの?

その話を伺った時、生きた心地がしませんでした。

ひと月のうちに二回も交通事故に遭う

今度はNさんの過失ではなく、彼女の前に、いきなり車が入り込んで来たのです。

雪道なので、いきなりブレーキも踏む訳にいかず、止まれません。

クラクション鳴らしても、お互いにどうすることもできず、危ない!と思ったNさんは道路端の雪山にぶつかって停止。


車の、とある箇所に破損があったけれど、ご本人は無事でした。

Nさん

ああ、代車が・・!

Nさんは、相手の運転手を追いかけなかったことを悔やみました。

この事故の理不尽さを実家にいるお父さんに電話でぶつけたら「オマエが全く悪くない事はないだろう!」と
いつものおっかないお叱りを受けたのだそうです。

でも、以前ほど、お父さんウザイ!と感じなくなっていたのでした。

二回目の事故後に彼と会った時のNさんの変化

アパートに帰り、車を入れるために雪かきをしていた所に、彼が車で仕事から戻ってきました。

彼の顔を見た途端、堪えていたものが噴出。

Nさん

彼に泣きついちゃいました。

以前の私なら、恥ずかしくて、こんな事故に遭ったなんて誰にも喋りませんし
泣きつくなんて絶対出来ませんでした。

でも、泣きついてみたら、すごく気持ちよかったです!

ああ、私、今まで、彼にこんな風に甘えたことなかったなあ。


ということで、彼女達は元のサヤに納まったのでした。

これまで、彼女は、彼に対する遠慮があり、ありのままでいられない状態があったのかもしれませんね。

私から見る彼女はすごく芯が強く、また我慢強いタイプなので忍耐力がある分、彼女が泣き出す程の事件が起こらないと、自分の思いを表に出せなかったのかもしれません。

自分の思いを彼に話せないまま結婚して、喧嘩するたびに、自分が謝り続けていたら、辛くなるばかり。

  • 「捨てられるかも・・」とビクビクしていたのが、「もし別れるなら別れても大丈夫」という心の余裕が出来た
  • 甘えることが出来なかったのに、泣きつく気持ちよさ、彼に頼りたい時は頼っていいとわかった

のは素晴らしいですね。

人は与えるだけではなく、受け取る、ということも同じくらい大切です。

彼からの優しさを遠慮せずに受け取る練習でもあったのかなあーー?

結婚の事はまだ先になりそうかな?

どうなっていくのかな?

これらは、お二人にとって必要なステップなのかもしれません。

彼が何故連絡をしなかったのかは謎のまま

ところでNさんは、彼から「実家から帰ってきてなんで何も言わないの?」と聞かれたそうです。

どういうことじゃ???

彼女は彼女で「元旦の事故の時、連絡したのに何で返事くれなかったんだろう・・」と思ったまま。

アイホージュから帰る時、「これから2人でご飯を食べに行くので聞いてみます!」と仰っていたのですが、このことについて、伺っていませんでしたわ。

Nさん、どうでしたか?(笑)

しかし、二回の事故で怪我がなかったのは本当に幸いでした。

くれぐれも、運転には気をつけてくださいませ。

ちなみに、推拿をしてみたらすごく左側が硬直していました。

伺っていた事故の様子を思い出しながら体が無意識に防御したんだろうなあ・・と思いました。

またお会いできるのを楽しみにしています!

Nさん、いつもどうもありがとうございます。

Nさん事例4に続きます

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