お金の問題を改善するための具体的な提案|EFTタッピング事例

お金の問題を改善するための具体的な提案|EFTタッピング事例

この話は前回からの続きです。

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目次

お金の問題を改善するためにリボ払いを何とかしたい

日々、お金のコントロールをしながら、ムダを省いていた頃のEFTセッションにて。

伊藤

リボ払いの利息がもったいないなあ。

リボ払いを何とかしたいのは山々ですが、Nさんに残一括する余裕などありません。

お金の問題がさらに増える

そんな中、新たに車の問題が出てきました。

Nさん

今乗っている車が古くなって、買い替えるか、車検を通してもう一年頑張るか悩んでいます。

Nさんの生活では、車は必要不可欠。

車を買うお金はもちろんないのですが、Nさんの気持ちは購入へと傾いていました。

自分の意志を生かしてうまくいかない時はうまくいかなくていい理由がある

Nさん

お金に余裕がないので中古にしようかと。

伊藤

(中古車を買う)つてはあるの?

Nさん

ないです。

伊藤

買う、買わないは別として、ひとまず私の友人に聞いてみようか?

Nさん

お願いします。

ここで友人に電話したのですが、こちらには何の落ち度も関係もない、先方の事情で断られ即・ストップがかかったのです。

友人とは付き合いが長く、今までこんなことは一度もなかったので、ビックリ。

伊藤

あ、何かあるのかもしれない。

Nさん

そんな感じ、しますよね。

EFTタッピングあるあるなのですが、これは、うまくいかなくていい合図。

あまりに印象的なストップのかかり具合だったので、中古車の購入は保留にしました。

今はわからなくても、後でストップした理由がわかるはず。

そう話していたのですが、本当に後でその理由が明らかになるのです。

お金の問題を改善するための具体的な提案

リボ払いも、車の件も、どうしたものかと考えた時、一つの案が浮かびました。

伊藤

お父様からお金を借りることはできますか?

元彼と一緒に暮らしていた時も、同じことを聞いています。

Nさん

父が嫌いで死ぬまで会うつもりはない(ので無理)です。

前と同じ答えが返ってきました。

過去のセッションで、Nさんがお父様を嫌っていることは伺っていました。

Nさん曰く、お父様は彼女の話す内容が気に入らないと大声で怒鳴り、屁理屈で筋の通らない話でねじ伏せようとするとのこと。

外面ばかり良くて、家族を大事にしない。

体裁を保つために、親戚たちに「Nは親戚が嫌だから帰ってこない」と言って回っているのが、すごく嫌だと感じていました。

人それぞれ家庭の事情があり、条件も異なります。

距離を置いた方が良い親御さんがいらっしゃるのは確か。

でも、Nさんの場合は一考の余地ありと私は判断していました。

お父様からお金を借りる提案をNさんにした理由

お父様からお金を借りる提案をした理由は三つ。

1・事実と感情の区別がついていない

一つ目は、他人軸による対応の積み重ねによって、お父様に関するNさんの訴えが「事実と感情」「事実と想像」が混ぜこぜになっていていたから。

本当に、私の事を大切に思うならば、お父さんは、私の話す内容が気に入らなくても、いったんは話す内容を黙って聞いてくれるはずなのに、そうしてもらえず、私をねじ伏せようとする。

私は、お父さんの外面を保つための存在であり、大事にされていないと感じるから、お父さんが嫌いだ。

彼女がそう感じているのはわかるのですが、事実かどうかは別な話です。

Nさんの内側の状態が、お二人の関係を悪化させている可能性があるので、EFTタッピングをして様子を見た方がいいと判断しました。

2・お父さんは元彼が嫌だったのではないか

二つ目は、確かにお父様は、彼女が嫌だと感じる態度を取ってはいたのですが、それには理由があるはず。

そもそもお父様が、元彼との結婚を快く思っていなくて、反対していたのはなぜなのか。

Nさんの発言から、「Nさんを幸せにしない元彼の姿がお父様には見えていたであろうこと」が読み取れるのです。

幸せにできないとわかっているのに、そんな男に、大切な娘をみすみす渡してたまるかという所から来ていた発言だったのかもしれない。

3・家長としての振る舞いだったのではないか

三つ目は、決していい良いとは言えませんが、お父様の年代だと「家長」として家族のために働いてきた自分を認めさせるために、上記の振る舞いをなさっている可能性があること。

これらは全て私の仮説に過ぎません。

でも、EFTタッピングを通じて、Nさんの感情や思考をありのまま認め、今までとは違う対応をしたら、お父様の反応も、話も違ってくるのではないか。

ダメもとでお金を借りる話をし、お父様の反応をみてから「この先、死ぬまで会わない」かどうかを決めてもいいのではないかと思ったのです。

ただ、これは、あくまで私の提案に過ぎません。

「お金を貸してほしい」と伝えることに納得した上で実行するかどうかは、Nさんがお決めになることです。

私から言われたまま動いてしまうと、Nさんは、以前と同じパターンにはまってしまうので、それは避ける必要がありました。

ということで「父が嫌いで、死ぬまで会うつもりはない」という状態のまま、「お金が苦手・お金に弱い」というEFTを開始しました。

お金の問題を改善するためにEFTタッピングで借金を返せない理由を知る

Nさんの「お金に弱い」という発言に含まれる、普段は言葉に表すことのない、無自覚な情報を、EFTタッピングの手法を使って、掘り下げます。

その過程で、Nさんからは自分が作った借金を、自分では返せないという思いが浮上してきました。

EFTタッピングを使って、さらに掘り下げると

誰かに自分の借金を返してもらいたい

お金に困っていることを、誰かや何かがわかってくれて、借金が知らないうちに片付くことを期待している

頑張っているのだから、いつか何とかなるのではないかとぼんやり期待して、ま、いっか、何とかなると思い、キャッシングしたりカード払いをしたり、ストレス解消にお金を使ったりしている

という内容が出てきました。

小さい頃に形成した、他人軸による対応方法を使い続けて、大人になったNさんは、無自覚のうちに

自分は非力なのだから、周囲が守ってくれて当然だ
自分から何も言わなくても、周囲が自分の思いをわかってくれ、欲しいものが与えられるはずだ

と感じる状態になっていました。

この状態によって、Nさんは、金銭面に関して、下記の他人軸のループから抜けられなくなっていました。

不安定になる

自分がどうしたいのかがわからない(誰かに自分を認めてもらえたと感じることで、悩みが解決したり、望みが叶ったりすると感じる状態にある)

自分がどうしたいのかがわかっても、必要な行動がわからない

必要な行動がわかったとしても、動けない

現状が何も変わらない(というより悪化していく)

満たされない自分をストレス解消で埋めようとする

自信・居場所・存在価値・お金・時間・労力のロスが生じる

自分を責める

これが、さまざまなトラブルの元になるのですが、自覚がないが故に怖いのです。

Nさんは、自分で借金を返済する前提で働いていますが、ご本人は返せないと感じている上に、他人軸による対応の積み重ねによって

頑張っているのだからいつか何とかなるはず(=誰かや何かに自分の頑張りを認めて貰えるはず)

だから、ま、いっか、何とかなると思い、キャッシングしたりカード払いをしたり、ストレス解消にお金を使ったりしている。

この状態のままであれば、自力で借金の返済ができないと感じるのも当然でしょう。

お金を返済していくために必要な二つのこと

お金を返済していくには、二つのことが必要です。

一つは、EFTタッピングを使って、普段、言葉に表すことのない、うまくいくはずだという感覚が伴った他人軸による物事への対応方法を言葉で把握し、全然うまくいっていないと自覚し、ループから抜けること。

もう一つは、ネガティブな感情をありのまま認め、掘り下げながら、自分がどうしたいのかに沿って、行動をしていくこと。

EFTタッピングをするうちに、Nさんは頭と心が納得した状態で、ご自身の癖に気づき「借金が知らないうちに片付くことはない」と理解し、ひとまずループから抜け出しました。

その時、Nさんから出てきた思いは下記の通り。

Nさん

誰かに自分の借金を何とかしてもらいたいと思いながら、父の事が大嫌いだからお願いするなんて、絶対にしたくない

Nさん

過去に父と母に借金を肩代わりしてもらって返していない罪悪感があり、もう一回お願いするなんてできない。

これらの思いをEFTタッピングで掘り下げるうちに、Nさんは「父にお金を借りる話をしてみようかな」という所へ行きつきました。

Nさん事例13に続きます

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