自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
やらなきゃいけないことがあるのに、どうしてもやる気が出ない。
「私のやる気スイッチ、どこにあるのかな」と思ったことはありませんか?
私は、あります。
どうやったらやる気が満ち溢れるのかを探していた時期のこと
35歳の時、私は「どうしたら自分の中にやる気が満ち溢れ、夢中になって物事に取り組めるようになるのか」と悩んでいたことがあります。
交通事故に遭い、自分を立て直せなくなった時、どうやったら自分の中にやる気が満ち溢れ、夢中になって物事に取り組めるようになるのかを探し求めていました。
でも、これは「他人軸」で意思を扱い続けたために生じた思い込みに過ぎなかったのです。
思い込みに気づくきっかけは、交通事故の示談書類を自分で作成していた時でした。
やらなくてはいけないことに対し
- こんなことやった所で、何になるの?
- こんなことやったって、何かが変わるとは思えない
とずっと思っていました。
地道な作業に「誰かやってよー」と投げ出したことは数知れず。
でも、放置しても何も進みません。
「やるって決めたの自分だしなあ」と思い、仕方なく再開。
やる気とは無縁の数か月を過ごした後、この作業が納得いく示談とアイホージュの立ち上げに結びついた時、 初めて、頑張って良かったと思いました。
やる気とは何?
EFTタッピングで過去を振り返り、気づいたことがあります。
他人軸から自分軸へ、意思の扱い方を変え、自分がどうしたいのかに沿って動く時は、 いつも「周りの反応」を考えては、抵抗や葛藤を覚え、うまくいくはずがないと感じていたということ。
つまり、やらなくてはいけないことに対して、やる気が出る訳がない。
それから私が抱いていた、やる気の感覚は、「目的地を定めないまま、スケジュールを詰め込み、迷走していた時のもの」であることもわかりました。
頑張っているね、すごいねと周りに声をかけられることが、精力的に働く原動力となっていました。
仮に、この状態になって、やる気が出せたとしても、私は周りに認められるために動くだけで、必要な対応が取れないのです。
でも、自分がやると決めたことに対し、葛藤や抵抗を覚えたり、時に投げ出したりすることがあっても、目的地に辿り着いた時に「頑張ってよかった」と思えた体験。
これをヒト・モノ・コトを変えて積み重ねたことが、自分軸のやる気になるのです。
なお、ここに書いた「やる気」は、ある程度心身の健康が保てている時に限ります。
調子が悪い時は、体調の回復が先ですよ。
やる気のない時のEFTタッピングのことば
今日のEFTタッピングの「ことば(フレーズ)」はこちらです。
私にやる気さえあれば、絶対に〇〇ができるのに、私の中からやる気がひとつも出てこないから、私は一生〇〇ができない、そう感じている自分がいる
今日の「ことば」は、ネガティブリマインダー方式で書いています。
「ことば」の作り方やEFTタッピングのやり方は、下記の記事をご覧ください。

この「ことば」は、あなたの中にある「やる気に対する思い込み」に疑問を投げかけるためのもの。
やる気を引き出すことが、目的なのではありません。
疑問は「本当にそうなのかを知りたい」という希望に変わり、あなたを次のステップへと導いてくれます。
どうぞ、お試しください。
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