私が頑張れば三年無職の彼との同棲生活がなんとかなるってホント?|EFTタッピング事例

この話は前回からの続きです。

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家を出るにせよ、友達の家に転がり込むせよ、Nさんの感情や思考をありのまま認め、彼女が納得した上で、前に進む必要があります。

そのために、EFTセッションをすることになりました。

目次

私が頑張ればいつかなんとかなるという思いにEFTタッピングをする

EFTしたのは、Nさんの「今、私が頑張れば、いつか何とかなる」という思い。

ありのまま認め、掘り下げるうちに、Nさんにとっての「今、私が頑張れば、いつか何とかなる」とは、下記の意味が含まれていることがわかりました。

Nさんが二人分稼いで、支払をしていれば、いつか彼は、仕事に就いてくれる。

私がこれまで払ったお金を、彼が全部返してくれるか、二人で借金を返し、一緒に暮らしていける。

下記のブログ記事で、幼い頃のNさんは、出来が良く、褒められる子だったことを書いています。

できる子、褒められる子(二人分稼いで、彼から褒められる自分)であり続ければ、彼は私の頑張りを認めてくれるはず。

私の思いをわかってくれて、仕事に就いて稼いできてくれるはず。

そうすれば、二人で借金を返し、一緒に暮らしていけるはず。

という、普段は言葉に表表すことのない、無自覚の期待をもって、他人軸による対応を取り続けていたのです。

でも、どんなに「私が頑張れば、いつか何とかなる」とNさんが思っていても、現実は違います。

彼は相変わらず仕事に就いていませんし、この三年、Nさんに寄りかかるばかり。

何もうまくいっていません。

つまり、Nさんは、今、私が頑張れば、いつか何とかなると思いながら、実際は問題が大きくなる、他人軸による対応方法を続けていることになります。

周りの皆や彼から頑張りを褒めてもらえる

この流れで、Nさんは、働かない彼の分も頑張って働き、二人分の生活費を稼いで、二人分の支払いをしていれば、(職場や周りの)皆や彼から褒めてもらえる!認めてもらえる!ということを、口にし始めました。

Nさんは、彼が働いていないことや、二人分の支払いをしていることを、職場の人たちに話していると言います。

周りの皆から、すごいねと言われて、そんなことないよと返していました。

「すごいね」と言われて、周りから自分の頑張りを認めてもらえたと感じることが、Nさんの中で

  • 「頑張れば何とかなる」という原動力
  • 「私は間違っていない、これで合っている」という悩みの解決と安心感

などとなっていたのです。


つまり、Nさんにとっては「彼や職場の人など周りの誰かに自分の頑張りを認めてもらえた、わかってもらえたと感じる(承認欲求とも言う)こと」が

  • 物事の対処方法
  • 悩みの解決方法
  • 自己実現方法
  • 原動力を得る方法

なのです。

このままだと、Nさんは、ヒト・モノ・コトを変えながら、同じ対応を繰り返すだけ。

必要な対応が取れないので、時間の経過とともに問題が膨れ上がります。

その結果が「今」なのですよね。

EFTタッピングで【頭ではわかるけれど気持ちがついて来ない】にアプローチする

Nさんは、頭では「頑張っても、何もうまくいっていないという結果を得ている」ことは、わかっています。

でも同時に「頑張れば、何とかなる」と感じています。

つまり、頭ではわかっているけれど、気持ち(感覚)がついて来ない状態です。

このような場合は、肝心な場面で、気持ち(感覚)に引っ張られるため、適切な対応が取れません。

なので、他人軸から自分軸へ軌道修正し、頭と心が納得した上で、新しい選択・対応が取れるよう、また、現状を変えるだけではなく、短期的な取り組みが、長期的に生きるようになるよう、EFTを進めます。

まずは、自分が頑張れば、いつか何とかなるはずと思っていたけれど、実際は、何もうまくいっていない、このやり方ではダメだと気づいて立て直せるように、EFTをしました。

そこから、「本当の所、自分はどうしたいのだろう、何をする必要があるのだろう」と自問したり、新しい行動に変えたりしていきました。

抑えていた不満や苛立ちが浮上する

EFTタッピングで、感情や思考をありのまま認めるうちに、Nさんがこれまで抑え込んでいた不満や苛立ちが浮上してきました。

Nさん

二人で生活しているのに、何もかも私が支払するのは不公平だ。
せめて家事位やってほしいのに、それもない。

伊藤

良い傾向です。不満や苛立ちはどんどんありのまま認めましょう。

Nさん

これまで不満に思っていても、彼を傷つけないよう気遣って口に出さなかったし、出せなかったんです。

Nさんは、彼と一緒に食品を買いに行った時のことをお話になりました。

夜の値引きが始まっている時間帯に出かけた時のこと。

Nさんの彼

安いね!

安いね!

彼が安いねを連発した時、Nさんは内心「あんたが支払う訳じゃないでしょ」と苛立っていたのだそうです。

でも、それを言ってしまったら、彼が傷つくと思い、気を遣って言いませんでした。

ところが、内心苛立っていたNさんの言葉尻や態度に「あんたが支払う訳じゃないでしょ」がモロに出ていたようで、
彼がいじけてしまったのでした。

つまり、彼女の「彼が傷つくから言わない、我慢する」は、実際の所、気遣いにはなっていなかったのです。

言わないだけで、言葉尻や態度に出していて、それが彼を傷つけているのであれば、この方法では、関係に溝が生じるということ。

相手がどう思うのかを配慮するのは素晴らしいのですが、これは、自分軸の「自分がどうしたいのか」があってこそ成り立つ話。

自分がどうしたいのかが分からず、不満や苛立ちを抱えたまま、他人軸で接すると、その場は凌げるけれど、自分も相手も気まずくなっちゃう。

彼との関係を改善するために一人で頑張ることをやめ家を出ると決める

EFTタッピングを通じて「うまくいくと思っていたけれど、実際は、何もうまくいっていない」を頭と心で納得した上で、理解したNさん。

お金の件と、彼との関係を改善するために、一人で頑張ることをやめ、家を出ると決めます。

ここで、Nさんに新しい選択と行動の内容を具体的に伝え、それをお一人で実行できるようEFTで落とし込み、新しい対応の準備はひとまず終了。

セッションを終えた後、さっそくNさんは、うちにおいでと言ってくれた友人に連絡を取り、条件を確認しに、その方の家へ出向きました。

結果、Nさんは、晴れて友人宅にて居候の身になることが決まったのです。

頼りになる友人がいて良かった・・。

ほっ。

出ていくことを、Nさんの彼に話すのはこれからです。

Nさん事例8に続きます

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