この話は、
からの続きです。
当時、不倫を回避していたNさんが、普段はどのように既婚彼と接していたのかを伺いました。
公の場で顔を合わせたり、必要な話をしたりする機会が結構あるお二人でしたが、彼女曰くずっとチクチク言っていたそうです。
「ずっとチクチク」の中身は人それぞれです。
彼女の場合は、EFTタッピングを使った物事への対応の積み重ねを通じて、コミュニケーションに必要な技術を身に着けてきました。
彼へのチクチクも、技術の応用に過ぎません。
私は彼女から「離婚するといっても、必要な行動へと繋げなければ、何も変わらないよ」という内容を何度も話していたと聞いたことがあるのですが、恐らく建設的に伝えていたのだと思います。
自分(彼女)の伝え方一つで、相手(彼)の反応や物事の展開が変わることはよくありますものね。
異動が決まってから
さて。
異動が決まり、準備をしていた頃のNさん。
彼に対し、公の場で必要な会話はするものの、冷ややかな態度を取っていました。
なぜなら、チクチク言い続けたにもかかわらず、彼が決定打となる行動を取らなかったので「もう知らん!」という気持ちになっていたのです。
そんな訳で、彼はNさんの異動を、彼女の口から直接ではなく、公に広まった情報として知ることとなり、「え、なんで?」という状態になりました。
「え、なんで」って、有言不実行なのだから、仕方があるまい。
このような感じで、お二人は離れたのです。
青森を後にし、新居へ入る前に実家へ寄っていたNさんから、メールが来ました。
彼は何か前向きです。
離婚してこっちに来るんですって。
(離婚については)慎重に頑張っているそうです
でも私は予約制じゃなくて先着順だから、出会いがあったらごめんねって言っているので、気持ちは焦っているらしいです。
頑張れ。
文面からは、彼に自分を認めてもらえたと感じることによって埋められる安心・安全を、自給自足できるようになったNさんが、余裕を持って彼に対応している様子が伺えたのでした。
この後、お二人がどうなるのかは、次回に続きます。
この話は
に続きます。