この話は

お金の問題を改善するための具体的な提案【EFTセッション事例】

からの続きです。

お金に弱いってどういうこと?

Nさんの「お金に弱い」という発言に含まれる、普段は言葉に表すことのない情報を、EFTタッピングの手法を使って、掘り下げます。

そうしたらNさんからは自分が作った借金を、自分では返せないという思い込みが出てきました。

彼女の思い込みを、EFTタッピングでさらに掘り下げると

誰かに自分の借金を返してもらいたい

お金に困っていることを、誰かや何かがわかってくれて、借金が知らないうちに片付くことを期待している

頑張っているのだから、いつか何とかなるのではないかとぼんやり期待して、ま、いっか、何とかなると思い、キャッシングしたりカード払いをしたり、ストレス解消にお金を使ったりしている

という内容が出てきました。

小さい頃に形成した、自己犠牲による対処方法(欲の扱い方)を使い続けたまま、大人になったNさんは

  • 自分は非力なのだから、周囲が守ってくれて当然だ
  • 何も言わなくても、周囲が自分の思いをわかって、欲しいものを得られるはずだ

と感じる状態になっていました。

実は、Nさん。

自己犠牲による対処の積み重ねによって

  • 不安定になっている
  • 自分がどうしたいのかがわからない(誰かに自分を認めてもらえたと感じることで、悩みが解決したり、望みが叶ったりすると感じる状態にある)
  • 自分がどうしたいのかがわかっても、必要な行動がわからない
  • 必要な行動がわかっても、動けない
  • 動けないので、何も変わらない(というより悪化していく)
  • 自信・居場所・存在価値・お金・時間・労力のロスが生じる
  • 自分を責める

というループから抜けられなくなっています。

これが、さまざまなトラブルの元になるのですが、自覚がないが故に怖いのです。

Nさんは、自分で借金を返済する前提で働いていますが、自己犠牲の積み重ねによって

頑張っているのだからいつか何とかなるはず(=誰かや何かに自分の頑張りを認めて貰えるはず)だから、ま、いっか、何とかなると思い、キャッシングしたりカード払いをしたり、ストレス解消にお金を使ったりしている

ので、このままだと、毎月リボ払いをしていても、借金の完済は難しい状態が続きます。

思い込みは手放すのではなく、言葉で自覚する必要がある

「思い込みを手放そう」という情報があります。

もし、あなたが自己犠牲の積み重ねをして、ループにはまっているのであれば、本当に必要なことは「手放す」ではありません。

普段、言葉に表すことのない、うまくいくはずだという感覚を伴った物事への対処方法を、言葉で把握し、全然うまくいっていないと自覚すること

自覚によって、頭と心が納得した状態で、何をしたらいいのかを考え、自分の意志に沿って、行動をしていくこと

が必要です。

日常生活の中で、うまくいかないと感じる時は、大抵、自己犠牲のループのどこかにはまっているはず。

はまっていることに自ら気づいて、立て直していかなくてはならないのです。

EFTタッピングをするうちに、Nさんは頭と心が納得した状態で、ご自身の癖に気づき「借金が知らないうちに片付くことはない」と理解し、ひとまずループから抜け出しました。

そこから

  • 誰かに自分の借金を何とかしてもらいたいと思いながら、父の事が大嫌いだからお願いするなんて、絶対にしたくない
  • 過去に父と母に借金を肩代わりしてもらって返していない罪悪感があり、もう一回お願いするなんてできない

というのが出てきたのでEFTをし、最終的に「父にお金を借りる話をしてみようかな」という所へ行きつきました。

この話は

父への連絡と再会の準備【EFTセッション事例】

に続きます。