自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
2008年に個人事業の立ち上げを決めた後、EFTタッピングを使って物事を前に進め、2009年、推拿とEFTタッピングを提供するアイホージュを公開しました。
アイホージュの始まりは会社を辞めると決めた頃だと思っていた
その頃、アイホージュの立ち上げは、会社を辞めると決めた頃から始まったと思っていました。
でも、実際はそうではなく、この話は小学校高学年の頃から始まっていて、 私は人生を使って、抱いた数々の疑問の答えを探し求めながら、ありたい自分に向かって歩を進め、その流れで仕事を立ち上げていたのです。
これこそが、私の持ち味であると知るのは、2016年、EFTに取り組み始めて七年が経つ頃のことでした。
IさんとのEFTセッションで生まれた怒りと疑問
その少し前の2015年の秋。
継続セッションのクライアントIさんに次々と問題が生じ、その度に、一緒にEFTセッションをする日々を、半年間過ごしていました。
※この時の話はまだ書いていないのですがIさんの事例はご本人の許可を得てブログに掲載しています。
渦中にある時はわかりませんでしたが、このEFTは「プロポーズを受けるという、未来の待ち合わせ」のために行っていたものでした。
「誰とも正式に付き合ったことがない」と仰っていたIさんが共に生きていきたいと思えるお相手と巡り合ったのです。
その方との関係を、他人軸によって壊してしまわないよう、出来事を変えながら、意思の扱い方を変える日々を送っていました。
喜ばしいことではあるのですが、軌道修正を積み重ね「深み」を築く過程にあったIさんにとっては、精神的にきつい半年間だったのです。
ある日のセッションで、苦しんでいるIさんを目の当たりにし、私は猛烈に腹が立って仕方がなくなりました。
Iさんに対してではありません。
「大人になった今、本来なら、自分の力を発揮して、人生を謳歌しているはずの時間帯に、なぜ、お金や労力、時間をつぎ込んで、EFTをし、軌道修正しなくてはならないのか。
いつ、どの段階で、具体的に何をしたら、このようなことにならずに済んだのか。」
怒りが疑問となって現れたのです。
「小さい頃」という答えだけでは腑に落ちなかった
この後、怒りに関するEFTを自分にしたところ「小さい頃」という答えが出てきました。
でも、その答えは、数々のセッションを通じてわかりきっていること、なのです。
これだけでは腑に落ちなかったので、さらにEFTをし続けて、迎えた2016年の春、時と取り組みが満ちたことによる「深み」が生じ、視点が一段掘り下がりました。
何の気なしに、過去の出来事に対する、自分の思いや行動などを振り返っていた私は、それまでアイホージュ立ち上げのきっかけは『会社を辞めると決めたこと』だと思っていたのに、そうじゃないと気付いたのです。
さらに過去を遡って行くと、小学校の高学年の頃に辿り着きました。
そこで初めて、自分の中でバラバラだった「過去の出来事に対する、自分の思いや行動」が一つにつながったのです。
その時、不思議なことが起こりました。
出来事だけを見る人生と内側を見続けた人生の違い
同じ自分の人生なのに、これまでとは違って見えるのです。
不思議と書きましたが、これは視点の違いが絡んでいます。
出来事だけを見ていた時、私は過去の自分のことを何も成せない、中途半端だと思っていました。
でも、EFTを通じて、出来事に対する自分の内側を見続けたことで、ありたい自分に向かって歩みを進めていることに気付いたのです。
あまりの違いに、どちらが本当なのか、わからなくなりました。
結果的に、どちらも自分の人生だという所に行き着きましたが、見方によって、これほどの違いが出るのかと驚いたことを覚えています。
もし出来事だけを見ていたら、私は生涯に渡り、自分や人生を粗末に扱い、見くびり続けたことでしょう。
子どもの頃から、EFTで取り組んでいた二つの基本を積み重ねたかった
違いに気づき、嬉しさを感じると共に、ひどくがっかりもしました。
なぜなら、人生の早い段階で、基本がわからずに躓いたということに気付いたからです。
子どもの頃から、地道に二つの基本を積み重ねたかった。
ここでいう二つの基本とは、自分の意思をありのまま認めることと、自分と周囲の意思の違いを尊重し、必要に応じて合意点を見出すことです。
心底がっかりした私は、後にこのことを友人にぼやいているのですが、その時、思いがけないことを言われました。
大人だからこそ、EFTで集中して変化を見られる
「がっかりしたって言うけれどさ。
EFTを通じて気づいたり、発見したりしたことを話すみっちゃんは、とても楽しそうなんだけれど。」
そうなんです。
子どもの頃から、地道に二つの基本を積み重ねることができなくても、大人だからこそ理解が早く、集中・凝縮した状態で変化を実感できるのです。
子育て相談を通じて見えた、世代を超える躓き
2012年頃から私は、クライアントさん達の子育ての相談を受けるようになりました。
当初「・・子どもを持たない私に聞くの?」と不思議に思ったものです。
ですが自分を含む、クライアントさん達のEFTで顔を出す、小さい頃の躓きがわかっていたので、それを踏まえた上で、何をしたら良いのかを伝えました。
そうしたら、各々から「そこまでやらなきゃいけないの?面倒くさー。」
クライアントさん達は、お子さんを大事に思い、幸せを願っています。
その上で迷い、より良く生きる方法を探しているのですが、この発言から「世代を超えて躓きが繰り返される」可能性が伺えます。
「ねえ。自分の子どもが大切で、幸せになって欲しいって願っているんだよね。
そのために必要なことに対し、面倒くさいって言っていることに気付いている?
大丈夫。面倒なのは最初だけ。だんだんラクになるよ。」
それを聞いて、はっとした顔をした若き日のクライアントさん達は、ご自分がEFTで取り組んでいた内容を、日々、お子さん達に伝えて下さったのです。
二つの基本を押さえて、自ら考え行動し、三方良しで、生き抜く力を育んで欲しいと私は願っています。
EFTを通じて、直接私がクライアントさんのお子さんに触れることはありませんでしたが、クライアントさんを通じて、度々その後の話を伺っていました。
あれからずいぶん時間が経ちました。
皆さんから伺うお子さん達の成長の様子から、伝えた内容で良かったんだと判断しています。
大人だから歩める、EFTを使った遠回りに見える早道
もし、子ども時代に基本を身につけられなかったとしても、大人だからこそ歩める、「地道という、遠回りに見える早道」があります。
そのことを、これから綴っていく、一連の記事を通じてお伝えできたら幸いです。
次の記事では、小中高校生だった私が、どんなことを思いながら生きていたのかに触れていきます。

